インターフェイスで向かい合うもの

ホームページのように、マシンと人の聞に存在して、情報の入出力を制御するものをインターフェイスと呼ぶ。インターフェイスは「接点」という意味を表す言葉だが、「inter-national」が個と個の関係を表すように、「inter-face」は顔と顔を向かい合わせているようなイメージをもつ。ホームページとインターフェイスによって向かい合わせとなっているのは、実際にはユーザーとユーザーのパソコンということになるけれど、パソコンの先にはサイトの制作者・運営者や別のユーザーなどの人聞が絶対いるのである。インターフェイスを通して向かい合っているのは、人と人なのだ。ホームページサイトをデザインするということは、人と人をつなぐ装置をデザインすることなのだということを理解しておきたい。

機能の領域に割り当てる
ホームページのレイアウトとは、ホームぺージという2次元の空間をいくつかの領域に分割することで、そこに必要な機能を割り当てていくという作業である。ホームページ1こは、大きく分けてふたつの機能がある。ひとつはそのぺージで表示すべき内容(コンテンツ)を提供すること。もうひとつは、ユーザーがサイト内を移動して目指している情報に導くためのナビゲーションを提供すること。コンテンツはできるだけ見やすく表示したいが、ナビゲーションが理解しにくいのでは、目的のコンテンツにたどり着くことができない。この両者は、どちらもホームページにとってなくてはならない機能なので、これらをどのようにホームぺージ内で共存させ、そして的確に認識できるようにするかということが、ホームページサイトのレイアウトを考えるうえでの重要な課題となる。