卜ーチでの着火を確実にするポイントは

豪快な卜ーチの炎は1000℃前後とかなり高温だ。これを炭に当てれば、簡単に火をつけることができる。しかし、ただ闇雲に炎を炭に当てているだけでは火はつかない。ちょっとしたコツが必要なのだ。まず肝心なのが、トーチの炎はあまり動かさないこと。まんべんなく火をつけたいと思って卜ーチの炎を動かしていては炭に火がつかない。できるだけ同じ場所に当て続け、そこを種火にする必要がある。種火ができてしまえば、そこからまわりの炭に火が移るので、あとは放っておけば火はおきる。種火にする炭は、まわりの炭に火が移るように炭の山の中央に置くのがベター。ちなみに、火種にする炭は、使う炭によって少し異なる。比較的安価な炭の場合、炭の大きさが不ぞろいなことが多い。小さく割れた炭は火持ちが悪いし、入っていてあまりいいことはない。しかし、着火はしやすいので、これを種火に炭をおこすといい。

ます、小さく割れた炭をグリルの中心に置き、そのまわりに大きめの炭を置く。そして小さい炭をトーチであぶり、それを種火にほかの炭に火を移していくといいだろう。形の整った「岩手切炭」などは、樹皮がついたまま炭化している。樹皮は火つきがいいので、ここを狙って卜ーチの炎を当てよう。それが種火になって、まわりの炭に着火する。

火おこし器での着火は煙突効果を有効に使おう

火おこし器で炭に火をつける場合は、「煙突効果」という自然現象を有効に活用したい。そのためには、炭の入れ方にも気を配る必要がある。成型炭なら聞いた中央の穴、天然炭なら割れ目が縦になるように、炭を火おこし器にセットする。こうすることで上昇気流の通り道を確保し、煙突効果の効率を上げるのだ。穴や割れ目のない炭は、あまり詰めすぎないようにしたい。上昇気流の通り道が少なくなり、火おこしの効率が下がってしまうからだ。こんなポイントを知っておけば、火おこしクツズを有効に使って効率的に炭をおこすことができるだろう。