勝手に炭に火がつく火おこし器ってどんなもの?

バーベキューを楽しむ人のあいだで定番になりつつあるのが「火おこし器」という道具。筒状の本体に炭を入れ、火をつけた着火剤などの上にセット。たったこれだけで、簡単に炭に火をつけることができるのだ。「チャコールスターター」「ファイアースターター」とも呼ばれている。ではなぜ、放っておくだけで火がおきるのか?それは「煙突効果」という自然現象をうまく利用しているからだ。

煙突状の火おこし器内部で火をつけると、どんどん温度が上がり上昇気流が発生する。すると下部から空気が入り込んで酸素を供給する。これによって火はさらに勢いを増して、炭全体に火をつけるというわけだ。そんな火おこし器には、大きく分けると2種類ある。ひとつは筒状の本体にハンドルを付けたシンプルなもの、もうひとつはフラットに収納できる折り畳み式だ。

それぞれの特徴を知って自分に合ったものを選ぼう

筒状のモデルで代表的なのは、アメリカで数%以上のシェアを誇るバーベキュー用品ブランド、ウェーハーの「ラピッドファイアースターター」。大ぶりなので、たくさんの炭を一度におこすことができる。大人数でバーベキューを楽しむ際には便利だ。ただし、大きいので運搬や保管時にはかさばるデメリットもある。

かさばるデメリットを解消したのが折り畳み式のモデル。フラットに畳めるのでかさばらず、持ち運びや保管が楽です。大きめのバーベキューグリルなら、中にしまっておくこともできるので便利だ。ただし、使用後に熱変形をおこしてボディがゆがんでしまうことがある。そうなると動きが渋くなり、畳みにくくなる場合もある。

このほかにも、火消しっぽとしても使えるグリーンライフの「火おこし兼用火消つぼ」、焚き火ストーフとしても活用できるキャプテンスタッグの「ヘキサ火起しストーブ」など、少し変わったモデルもある。使用するバーベキューグリルの大きさや家での保管場所などを考慮に入れて、自分のバーベキュースタイルにあった火おこしを選んでみよう。